全日本で、いつだったかなぁ~「愛の賛歌」の曲で見事に滑り切った時、テレビの前で胸が熱くなった・・・・。
表現のその後ろにある積み重ねてきたものを想像してしまう。
スケートを始めてから引退するまで・・・。自分で決断し進んできたけど、一生懸命やってきたからこそ感じる心の変化。
話しを聴きながら、その時々を想像すると「よく踏ん張ったね!大丈夫!出来る!出来る!」と声が出そうだった

引退を決めた最後のオリンピックでは、演技開始のポーズで自分の右手が目の前で震えていたって・・・。
でも「震えてる。駄目だぁ~。」とは思わなかったんだって。「今まで一生懸命やったかどうかは自分しかわからない。緊張してもそれを楽しむ事が出来るのは、それまで一生懸命やってきた人にだけ与えられる権利だと思います」だって・・・・。力強かったよ。もう泣けちゃう。
こんなに若いのに濃い人生やのぉ~。
「色んな人に支えられていたことにも気づくことが出来て・・・・完璧でなくていい。出来ないところは助けてもらえばいい。そして、別の形で返していけばいい・・・・そんな風に思える様になった時、楽になりました・・・・」って。
遠回りが、幸せへの最短距離かもね


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