建築家、藤森照信さんの作品を見てきました。

多治見市笠原町のモザイクタイルミュージアム。中ではタイルを気型に貼り並べるワークショップで盛況出した。


大人も子どもも小さなタイルをシャラシャラさせて・・・・。


タイルづくりの歴史も紹介されており勉強になりました。


藤森照信さんの建築、素晴らしいです。自然とともにそこにある。



全体が土壁で温かく、既成概念に縛られない伸び伸びとした空間に・・・・感動しました。



「走りたくなる」「駆け上がりたくなる」「覗きたくなる」「胸いっぱいに空気を吸いたくなる」「隅で内緒話したくなる」「ちょっと高いところから飛んでみたくなる」「狭いところに隠れたくなる」「素足になりたい」そんなところが空間の中にあるんですよね。これって子どもの頃の動きよね

黒備前の小川さんのコーヒーカップです。



鉄を感じさせる微妙な風合いが何とも言えず大人っぽい。


シンプルなところも魅力です。


なんか清々しい。



毎日の生活も、シンプルでかつ味わい深いものになれば・・・・と思うんですね。


その為には・・・・。

久しぶりに眺めた詩集。「祝婚歌」の中の一節です。

「正しいことを言ったときは、少しひかえめにする方がいい。
相手を傷つけやすいものだと気づいている方がいい。

立派でありたいとか正しくありたいとかいう無理な緊張には色目を使わず
ゆったり豊かに光をあびている方がいい。」

人の弱さに優しく寄り添ってくれる言葉に時々救われます。

お客様の気持ちを感じながら、作家さんの気持ちを感じながら・・・・今日も遊びました。